いつもの場所でのんびり過ごす初春のうららかな日々。
今回は、卒業式が目当てでの滞在、のんびりとした休日。
ただ前日、卒業式と同じ日に「蛍を見に行くお誘い」を辞退するのは少し心残りではあったけど、卒業式は一生に一回。蛍は毎年チャンスがあれば、ということで本年度は見送った、はずだった。
最後の日、大好きな浜辺にご挨拶して、夕食に戻った。するとまっていたOJが開口一番
「蛍いくか?」と!!
歓喜!
昨日諦め。そして今日も連れて行ってくれるOJが忙しいはずで都合がつかないといっていたのに。なんと嬉しい。
そこでつんでれなOJは「一人で行って歩いて来い」と。
「えぇ〜 あんま地理しらんけど」なんとかなるのか?!ドキドキ。
すると港には、その集落の先生方もいらして、みんなで合流。「ほっ」一人で行け言うてたの、また騙されてた私。
船で向こう岸に渡り、山を歩くこと30分以上。
長靴での歩きに少し息が切れそうな皆。
そしてライトなしでは見えないくらい薄暗くなってきてからさらに土砂崩れで崩壊した道の脇をゆく。
そしてやっと現場に到着。
ちらほら突き始める蛍の灯り。そしてさらに奥へ。
光の滝がそこにはあった。言葉では表現はできないほどの、これまでに見た中で一番の蛍のシャワー。
帰路、ある女性の名前を呼ぶOJ
「TK今年はどうだ?蛍多いか」など近況を聞く。
いや見えないって。真っ暗。OJは声で分かったと言う。にしても結構人も多く、その中から大声を張り上げているわけではないTKWさんの声を聞き分けるOJ
すごいな。獣並みの聴覚。
来る前に「TWは暗闇でも誰々の顔がわかる 恐るべし」と言っていたけど、OJもな!
島の人の野生はすごいと思いされたと同時に、呼び捨てで呼び合う島の70代に「とてもいいな 仲よくて」と思った次第。
そして毎日毎日疲れている中に、大人5人をつれていってくれたOJに感謝。
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